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現代型のライフスタイルでは便秘をする方が非常に多くなっています。特に女性はその身体構造から男性よりも便秘しやすい傾向があります。しかし、便秘を放置しておくわけにはいきません。便秘していない人でも、体内に溜まっている毒素老廃物を全て出し切っているわけではありません。結果として便からの排泄では足りず、周期的に風邪を引いたりすることになります。
理想的な排泄のためには、いい便をつくるもととなる食生活を心がけなくてはなりませんが、そうしたとしても人によって効果が違います。なぜなら人体のそれぞれの主要な生体機能の作用に影響を与えている生命エネルギーである「氣」の流れの良し悪しが関係してくるからです。もともと古代中国に起源をもつ東アジアの伝統医学では人体のあらゆる呼吸機能に関連する生理作用を全て包括的に「肺」と呼びます。「肺」の作用を構成する「肺経」と「大腸経」は陰陽の関係であるとしていますがここでいう陰陽の関係とは
@対照的な二つのものが一対をなしており
Aしかも相補的な性質を互いに有し互いに助けあうようになっている関係が成立している
ことを言います。つまり呼吸の仕方の状態と大便の排泄の状態との間に相補的な互いに助けあう関係性があるということになります。
「わたしは便秘があります。」という方をみると口で呼吸する習慣が身についている人が非常に多くしかも息を吐かない浅い呼吸をしているケースが実に多いです。その反対にきちんと鼻呼吸の習慣が身についていてしっかり息を吐く呼吸が自然に身についている人で便秘の人はほとんどないのです。
いい呼吸をする人はいい大便を排泄する身体能力が高いのです。肺の呼吸力を高めると大便の排泄能力が高くなります。
ここではごく簡単に調息法をお教えします。
@ まず鼻で吸って鼻で吐きます。
A できるだけゆっくり呼吸することを心がけます。吸うときはゆっくり手を下から上に持ち上げていき、吐くときはゆっくりとおろします。
B 吸うときより吐くときに時間をかけるように心がけます。
C 手首、肘、肩の各関節部分は決して力まないようにゆっくりと動かします。
D 息を吸うとき頭部は後ろに反らせ、腰部は軽く前にし息を吐くときは頭部は軽く前にし、腰部は後ろに引くようにします。
以上のポイントを押さえていい呼吸を行って下さい。朝夕に20回くらいが目安です。
これと平行して両手の大腸経のつぼ「三間」や「合谷」をよく揉み解して下さい。
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