自ら学ぼうとする姿勢があれば、ペースは違っても必ず成長します。
子どもたちの積極的な学びをサポートし、実力アップにつなげていきます。

自分では登れない登山で、一人だけ取り残された子ども
授業を山登りに例えてみてください。1つの単元を1つの山としましょう。子どもたちの中にはどんどん先に行ってしまう子もいれば、ついていくのに必死の子もいて、その差は登るにつれどんどん開いていきます。先生はみんなの足を止めて後ろの子が追いつくのを待つわけにはいきません。カリキュラム通りに、この山を登りきらなければならないからです。先生を見失った子は諦めてしまうでしょう・・・。
「学力の差」を「時間の差」に
もしこの山に、頂上までの階段があったらどうでしょう?それも子どもたちが登りやすい一段一段の低いまっすぐな階段が。子どもたちは、先生がいなくても自分のペースで勝手に登って行けます。歩くのが遅い子供でも、無理をしなくても時間をかければ確実に頂上に立てます。寺子屋式「プログラム学習」では、「学力の差」を「時間の差」に置き換えていきます。
受け身の姿勢だとここばかり注目しがち・・・
読む・聞く・見るなど、さまざまな情報を受け取る学習をインプット学習(受け身の学習)と呼びます。
しかし、インプットしたつもりが、図のようにしっかりと知識として定着されないままのが状態が多くみられます。そこで、インプットした情報(知識)を確実に定着させるための学習、すなわりアウトプット学習が欠かせないのです。
実は、効果的な学習はここが重要なんです!
インプットした情報を理解し、外に出す学習。例えば、単語を繰り返し書いて覚えたり、練習問題の空欄に正しい答えを入れるなど、これをアウトプット学習(能動学習)と呼びます。インプットした情報が定着していなければ、アウトプットできません。何度も繰り返しアウトプット学習を行うことで、より確実な学力の定着が図れます。